まともな動きと、不穏な動き

鉄は値下がりに転じたと、ニュースは伝えている。
値下げしたのは、電炉製品のごく一部なのです。
高炉製品は、まだまだ、最高値が続いています。
高炉製品の値下がりは、6月頃でしょうか?
現在、材料屋に入荷している高炉製品は、最高値です。
そこで、今回の不況の状況です。
この様な状況なので、色々と見積りを出しています。
まともの値段、ギリチョンの値段、採算割れの値段と、有ります。
まともの値段とギリチョンの値段までは、理解できます。
しかし、採算割れの値段は、危ない会社が出すようです。
設備投資が大きかったり、人員が多かったり、問題山積の会社が、採算割れの値段を
出すようです。
この先、すぐに好転すると考えられないので、利益なく、赤字の仕事は、未来を閉ざ
します。
最も今まで、2008年前半まで、強行に値上げしました。
この値上げは、各社、時期を遅らせていました。
在庫が高値で販売できれば利益が出ていますが、在庫が出払ってからの値上げでし
た。
と言うことで、各社の財務は、それほど良くないと思います。
辛抱して、生き抜きましょう。