1.一般的な説明
1.フレームハード材=火炎焼入鋼の名称
大同特殊鋼:GO5
日立金属:HMD5
愛知製鋼:SX105V
2.フレームハード材=火炎焼入鋼の形状
SX105Vは、丸、角、平板が有ります。GO5とHMD5は不明です。有るか無いかは、見積り請求して確認してください。
3.フレームハード材=火炎焼入鋼を選択する理由
2004年から始まった鋼材の値上が理由の一つです。金型に使用する冷間金型用鋼関係も値上げ傾向です。
金型の売値は、なかなか値上げできないので、金型に使用する鋼材の適材適所を進めているようです。
もし、今まで使用していたダイス鋼をフレームハード材=火炎焼入鋼に変更できれば、材料費が削減できます。
さらに、焼入れ焼戻しの熱処理費も削減できます。
ダイス鋼+熱処理の費用が、半額になる場合も有るでしょう。
その分、バーナーを持ってふち焼きなどをすることになります。
4.フレームハード材=火炎焼入鋼の用途
用途:ブランク型、トリム型、抜き型、曲げ型、絞り型、その他冷間成形用金型