A5052の焼鈍切板

圧延材は内部に残留応力が存在する。
A5052も圧延材だから、内部に残留応力が存在する。
A5052を上手く切削して厳しい公差内に入れても、翌日測定すると公差外になる時には、A5052の焼鈍切板を使いましょう。
翌日公差外の危険が、減らせるはずです。
板厚:10,12,15,20mmが有ります。
調質:0材(ナマシ材)
注意:焼鈍すると、0.2%耐力は確実に低下します。
A5052の焼鈍切板は、上手く切削出来ることが前提です。
熱変形が大きいのがアルミです。
切削で熱変形するような時は、残留応力を考えるより、切削条件を考えましょう。