鉛が悪いと言わないで

鉛は、RoHS指令で悪者になりました。
鉄に鉛を入れると、快削になる。
快削になると、生産性が向上する。
生産性が向上すると、工具代や時間の低減が出来る。
コスト競争力が向上する。
値下げ要求に対応できる。
この様な感じで、鉛入りの材料は人気が有りました。
しかし、RoHS指令です。
一気に鉛が悪者になりました。
鉛が入っていると、ヨーロッパで商品が販売できなくなります。
鉛含有が判明している材料は、代替品に変更できます。
代替品変更でコストアップになるでしょう。
仕方ないです。値段より環境ですから。
鉛含有が不明な材料も、きっと有ります。
製品に使用している材料を全て把握することは、きっと不可能です。
見過ごしは、必ずあります。
こんな時は、誰が攻められるのだろうか?
材料屋が攻められない事を希望します。