Kamov Ka-26 1/72開閉製作(kgw 作)

kgw3.jpg

作者の説明
ヒンジの部品の製作は成功したものの、その部品を模型に取り付けてヒンジ化す
るまでには至らなかった。
4度のトライで3種類の手順(詳細は省く)を試した。
内1つについて今回は成功しなかったが、作業精度を上げる事で成功する感触が
得られたので、近日再度挑戦する。
Fig.1
ヒンジの部品(まだ”ヒンジ”にはなっていない)である先の説明の赤/青を示
す。
撮影の為に、ばね用ステンレス線φ0.1を通した状態。
Fig.2
プラモデルキットのエンジンパーツは、エンジンケースカバーが閉まった状態で
一体成型されている(写真左側)ので、切り出す必要がある。
なお、エンジンは左右にパーツ分割されていて、写真は外側半分のパーツである。
(Fig.5を参照)
Fig.3
Fig.2の拡大写真で、エンジンケース側にヒンジ部品(青)を2か所接着した状態
を示す。
接着位置は、参考写真を見ながら決めた。
Fig.4
Fig.2で切り出したエンジンケースカバー。
Fig.3で接着したヒンジ部品(青)を基準にヒンジ部品(赤)を位置決めして接
着する。
結果は、ヒンジとして成立させることが出来なかった。
撮影は試行錯誤した後に実施。試行錯誤でヒンジ部品が取れてしまった為、映っ
ていない。
不具合の現象としては、、、、
①赤と青の穴位置が合わず、ばね用ステンレス線φ0.1を通せない。
②接着材がパイプ穴に入り込んで固まり、線が穴に入らない
③ケースカバーとケースの境目にヒンジの厚み0.3mmのスペースを確保しようと、
削るが、の位置や削り量が適切にできず
 それが原因で、①②の不具合を起こし易くしている。
4度程、エンジン1基分のヒンジ製作にトライしたがどの回でも、
①〜③が1つないしは2つ以上発生して結局完成にはいたらなかった。
Fig.5
プラモデルキットのエンジンケースのパーツでヒンジに関係する部分。
写真はエンジン2基分。
山洞金物店の感想
小さい物を小さく作るこだわりに驚きです。
あきらめない。
試行錯誤すれば、解決策が浮かんでくる感じです。
次回の報告を期待して、待ちます。
山洞金物店
http://sandoh.net/