分解できる戦車模型(kgw 作)

作者の説明
参考
ばね線の使用事例とは全く関係ないですが、ヒンジ化をトライする原点はこの作品にあります。
フジミ模型の第二次大戦のドイツキングタイガー(1/76)です。
自分で内部再現をして、またハッチ類は開閉式にしました。
通常、販売されているプラモデルは、特に1/76前後のスケールは100%、ドアやハッチは開か閉を選択して固定した状態でしか製作ができません。
また、戦車は内部の再現がありません。(ドンガラ状態)
(このモデルに限っては、少しだけ再現されていました)
プラモデルは内部の再現や可動部分が実際に動く事で見た人が”こうなっているんだ!”と思える物が作れたら楽しいな、と思っています。
ヒンジを作る事は、楽しく思える物を作る作業の1つなのです。
kgw5.jpg
Fig.1
車体下部。
操縦席、砲塔下部、エンジン、ラジエター、燃料タンク砲弾ラック、砲弾
 → スクラッチ(自分で作る事)
Fig.2
砲塔を乗せた様子。 1円を参考に乗せた。
Fig.3
車体下部のボディーを乗せた。砲塔旋回用歯車をスクラッチ。
エンジンハッチを開閉化。(写真は閉の状態)
Fig.4
砲塔。砲弾ラック、砲弾をスクラッチ
Fig.5
組みあがり状態。
砲塔後部ハッチ、砲塔上部ハッチ、エンジンハッチを開けている。
Fig.6
エンジンルーム内は分解可能。磁石が仕込んであるのでFig.1の状態に戻すことが出来る。
分解式にしたのは、組んだ時に陰になる部分を見れるようにするため。
山洞金物店の感想
fig.2の一円玉と比較すると、とっても小さい部品の数々。
見ているだけで、楽しくなる。
先日読んだ本に、
「日本人は小さくするのが好き。小さく出来ない物=つまらない」
と言う話が有った。
この戦車は小さく出来ている。極小に出来ている。
これは、つまらないの逆だから、面白いになる。
こんな感じで、面白くて、楽しく感じるのだ。
山洞金物店
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