ある時は有る、ない時も有る

24.ステライトNO6丸棒
ステライトNO6の6mm丸を捜しました。
三菱マテリアル様に有りました。
溶接用のようですが。
23.SUS430丸棒
SUS430の丸棒を、捜しました。
在庫している会社には有るので、SUS430を在庫している会社を捜すのが仕事です。
SUS430ミガキ 18mm丸×定尺4m=1本
在庫の材料屋さん、ありがとうございます。
22.SK5丸棒、まだ有った
SK5は水焼入れの炭素工具鋼です。水焼入れですと、割れるなどのトラブルが多いので、現在のSKは油焼入れのできるSKS93になっています。
水焼きのSKは、現在ドリルロッドやゲージ鋼でSK4やSK5が流通している程度です。
SK5の丸棒は25年前には各地に存在していたのでうが、現在は捜すのが難しい材料です。
それでも、老舗と呼ばれる鋼材屋さんでは、ミルシートという材料の成分表付で、SK5丸棒が存在します。
不良在庫に近いですが。
SK5 32mm丸×2m=3本
SK5 24mm丸×2m=3本
入手できるだけで、感動物の材料です。
21.450mmの角パイプ切断品
重いものほど切断してもらえるのだろうか?
SS相当の12mm厚×450mm×450mm×2020mm=1本
重量:200から300kg
重いです。きっと、重いから切断してもらえるのです。切断しないと、身動きが取れないでしょうか。
20.64チタンの直径2mm丸棒
チタン合金 6-4チタンは、6%アルミ+4%バナジウム+残チタンが主成分です。6-4チタンは、チタンGRADE5と表示する時も有ります。名称的にはチタンGRADE5が正しいと思いますが、64チタン(ろくよんチタン)と呼んだ方が楽でしょう。6%アルミ+4%バナジウムのチタン合金と加えると、間違えが少なくなります。
64チタンは直径100mm以下の丸棒が流通しています。どこかの非鉄金属屋さんが在庫しています。
国内は純チタンの需要が多いようで、サイズ種類が多いです。
アメリカの航空宇宙産業関係の非鉄金属屋さんのホームページでは、チタン合金を多種類掲載しています。
この辺が、日本とアメリカの航空宇宙産業の差でしょうか。
今回、64チタン 直径2mm×2m定尺=1本を捜したところ、有りました。手元の資料では、直径3mmが最小サイズでした。捜せば見つかるものです。
ただ、曲がり注意と書いて注文したら、半分に切断されて1m2本が届きました。2m1本では確実に曲がるので、仕方ないのでしょうね。
19.電磁純鉄
6mmと0.5mm板を探しました。
6×280×1160mm=1枚が販売最小単位でした。
0.5mm×205mm×1200mm=1枚が販売最小単位でした。
電磁純鉄を毎回探しても面倒なので、サイズ表を掲載しました。電磁純鉄のサイズ表へ(このページはメンバーズページで、パスワード設定です。)
18.S10CからS15Cの丸棒を捜せ !!
S15Cの35mm丸と85mm丸を捜しました。
結果
S15C 38mm丸が有りましたが、定尺6m販売でした。
S15C 85mm丸は皆無でした。S15Cの丸棒は44mmが最大径でした。
炭素含有量的に考えたら、SS400が一番近いですが、一般材料と構造用鋼の違いが有ります。
S15Cの材料をお持ちの材料屋さんは、連絡ください。
17.RC55の販売
RC55とは日本高周波鋼業のHRC55の材料です。トンテンカンの鍛冶屋さんが金床用に、有る程度硬い材料が欲しいとのことで、色々と悩みましたが、RC55に決まりました。
RC55 105mm×105mm×700mm=1本
16.無酸素銅薄板
無酸素銅の厚さ1mmが欲しいとの要望で、捜索しました。1件目、タフピッチ銅C1100の小板(360mm×1200mm)、せつないお答え。タフピッチ銅の純度は99.90%以上と、無酸素銅の99.96%以上に近いけど、違うと言えば違うので、次を探す。次にヒットしました。有る所には有る物です。
無酸素銅 1mm×100mm×100mm=1枚
15.SUS304の薄板
ステンレス板で厚さ0.05mmが欲しいとの要望が有りました。通常のステンレスの板は2Bで0.3mm×1m×2mが最低販売サイズにです。0.3mmより薄い物や、1m×2mでは大きすぎる場合には、困りますね。そんな時には、バネ用ステンレス板になります。通常、バネ用ステンレス板は、ロール状に巻かれていて、ロール単位の販売です。これを「お願い」と頼むと、分けてもらえます。
今回手配した物:バネ用SUS304 0.05mm×300mm×1m=1枚
14.K100 捜索しました。
鍛造で、トンテンカンで、刃物を作るために、ウッデーボルムのK100がほしいと言われ、探しました。ウッデーボルムといえば、ヨーロッパの特殊鋼メーカーです。調べていくと、ボーラー・ウッデーボルムがグループ名のようです。ウッデーボルムのK100と言うより、ボーラーのK100と言う方が、正しいようです。とりあえず、希望のサイズに近い形で材料が見つかりました。手配して、届いた材料は、厳重な梱包にオーストリーアン エアラインの文字が記載してありました。空飛んで来たみたいです。梱包をといてみると、熱間圧延のフラットバーが出てきました。表面にK100と記載してなければ、SS400のガス溶断品に間違えそうです。さて、この材料で何を作るのでしょうか。
今回発見したのは、6mm×800mm×2000mm=1枚からの販売でした。
13.電磁純鉄
このごろ、入手困難な材料になりつつありますが、在庫しているところには在る物です。
電磁純鉄 3mm×200mm×1200mm 1枚からの販売でした。
丸棒は、よく見かけますが、板もぼちぼち入手できるようになりつつあるようです。
12.SCMのパイプ
今まで在庫としては存在しないと思っていました。でも、在るところには在る物で、驚きました。最小サイズは、SCM415 外径34mm×肉厚3.2mm です。SUJ2のパイプも在庫で存在しました。このようなパイプは「ひも付き」とう、注文生産と考えていました。探せばやっぱり有るかも?
11.丸棒にガンドリル
SCM415H 55mm丸×450mm=4本
焼きならし処理後、センターに直径10mm貫通穴
穴の長さが450mmと長いので、ガンドリルで穴を開けてもらいました。
直径10mmで長さ450mmの穴を、ガンドリルは見事に貫通させていました。
興味半分で、最小の径で最長の穴長さを問い合わせると、「直径4mmで1mの穴あけOK」と回答が来ました。材質にもよりとは思いますが、内容ごとに検討して受注するようです。
10.鋳物の研磨品
デンスバー(鋳物) 50mm×100mm×300mm=14本
50mm厚と100mm幅の面が研磨仕上り品をプレート屋さんに注文して、届きました。
鋳物と聞くだけで、切削や研磨加工を嫌う加工屋さんが多いです。
鋳物は硬く、切り子が粉になり、この粉が軸受けなどの重要な部分に付着して、機械精度を落とします。
気合の入ったプレート屋さんは違います。時間はかかりましたが、製作してもらえました。
9.チタン合金(6-4チタン)
6-4チタン 直径45mm×300=1本
この材料は、軽くて強い材料です。直径100mm程度までは少量入手ができます。でも値段が酷く凄いです。
板が見つかってません。
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8.電磁純鉄SUYB
電磁純鉄 直径12mm×長さ2500mm=1本
この材料は、電気磁石の鉄心に使用します。リレーの中のコイル中心に有る鉄の棒です。
2002年、電磁純鉄を扱う材料屋さんの倒産により、非常に入手困難になりました。この材料を大量に使用する会社では、材料手配に苦労したようです。
当店はいつものように、たった1本なので、問題なく、入手できました。
特殊な材料は、1件の倒産で多大な影響が出るものです。
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7.HAP10のロット棒
HAP10とは、日立金属製の粉末高速度工具鋼、通称粉末ハイスです。ドリルやタップに使用されています。
HAP10G 直径16mm×長さ2000mm定尺=1本
黒皮で流通している事は知ってましたが、表面をセンターレス研磨品が有るとは知りませんでした。
公差的には、ハメアイ公差でh9とかh10程度です。
捜査してみるものです。
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6.アルミ2017丸棒3mm
直径3mm×2000mm =1本
とっても高かった。
そこで、直径3mm×500mmと直径3mm×1000mmを探したら、やっぱり高かった。
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5.真鍮丸棒直径1.5mm
直径1.5mm×1500mm=1本
細いのはなかなか難しいのですが、有りました。不思議。
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4.アルミのコイル材
アルミがコイル状にグルグル巻いて有る物です。
1.5ミリ アルミ線:1コイル=15kg販売
2.0ミリ アルミ線:1コイル=25kg販売
2.5ミリ アルミ線:1コイル=25kg販売
3.0ミリ アルミ線:1コイル=25kg販売
4.0ミリ アルミ線:1コイル=25kg販売
巻き物を切断販売してもらえませんでした。販売単位は1コイルだって。
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3.鉄の薄板切断品
SPCC 1.6t× 330×36 2枚
SPCC 1.6t×185×25 2枚
SPCCは、鉄の冷間圧延材です。
通常、3×6(900mm×1800mm)が最低販売量と思っていました。
切断してもらえる事に、驚きました。
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2.SS(鉄)角パイプの寸法切断
40mm角×肉厚3.2mm×165mm=1本
パイプは通常切断してもらえないのですが、切断品で取寄せ出来ました。
不況のなせる技か? 常識なのか?
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1.純銀の丸棒
6mm丸×長さ80mm=1本
見つかったけど、値段が高いので、不成立。貴金属は業界が違いすぎる。